●厳しいレースの世界

平成14年11月24日、プロも参加するウインドサーフィンレース「ピザーラ・クアアイナカップ」が開かれました(神奈川県・三浦海岸)。当レースは、プロにとって年間ランキングを大きく左右し、アマチュアにとってはプロと競い合える数少ない舞台です。今年は、全国からプロアマ含め、約130名もの参加者が集まりました。
戸塚ヨットスクールからは松木コーチとB君(高1)の2名が参加。コーチはランクアップをかけての大会でしたが、今一歩及ばず。ジュニアレースで大会3連覇を果たしてきたB君も、初めての大舞台に力が出せませんでした。
スクールでは抜群の腕前の2人でも、容易に勝てない世界があるという事実。スクール生には自分達がいかに"まだまだ"であるかを実感してもらいたいものです。B君自身、潔く負けを受け止め、更なる研鑚を決意していました。('02.12.2)
   ▲全国の強豪選手がしのぎを削る

●戸塚ヨットのイメージパンフ完成!

戸塚ヨットスクールのイメージパンフレットができました(A4・カラー・6ページ)。
「戸塚ヨット」という名前を聞くと、反射的に「体罰」や「死者」といった言葉を連想し、暗くおどろおどろしいイメージを思い浮かべる人が今も多いのが事実です。しかしそれは、マスコミによって刷り込まれた虚像です。筋トレ中にぶたれる様子や、海に落ちた子が泣きながらヨットに這い上がるシーンばかりを繰り返し見せられれば、誰だっておぞましい記憶として焼きつきます。

ヨットは本来、雄大な海や風と触れ合う爽快なスポーツです。子供達は自然の持つ厳しさに直面し、自分達の無力さ、弱さを思い知り、それに打ち勝つことで心身ともに逞しく成長していきます。それが、戸塚式教育の本質なのです。
今回のパンフレットで、そうしたスクールの原点に目を向けてもらえれば、と思います。('02.11.28)


●不登校・非行の無料相談会開催!

平成14年11月23日(土)、戸塚ヨットスクール主催による「不登校・非行・引きこもり相談会」を開催します。場所は東京・四谷地域センター11Fの集会室3(AM9:30〜12:00)、参加費は無料です。
当日は戸塚ヨットスクールの概要をビデオ等で説明した後、卒業生の父兄の体験談をお話して頂く予定です。個別の相談もお受けします。参加ご希望の方は「支援する会」までご連絡下さい。(→詳細)('02.11.11)


●BROの決定に異議あり!

テレビ朝日の番組でなされた森永卓郎氏の発言「IMFなんて、戸塚ヨットスクールと同じ。しごきの理論しかない、ひどいところ」(要旨)について、BRO(放送と人権等権利に関する委員会機構)は、3つの理由により、「名誉毀損というほどのものでない」と決定しました。
(1)スクールに直接言及したものではない。
(2)戸塚ヨットは世間を騒がせた公的存在だし、2審で有罪になっている以上、一般人より手厳しい批判を甘受しなければならない。
(3)今回の発言は戸塚ヨットに対する論評的な面も否定できず、放送局に過剰な責任を負わせるべきでない。
しかし、これは公平で公正な判断といえません。
(1)は、間接的言及ではなく直喩による中傷です。
(2)は、係争中(当時)の事件について、一方(検察側)にのみ肩入れしています。
(3)は、これまでの(いいかげんな)マスコミ報道を鵜呑みにした見解です。
こうした判断がなされる背景には、「戸塚ヨットスクール報道」がいまだに正しく検証されていないということがあります。
科学的真実より人心のムードが尊重され、それによって事の正否が判断されるという意味で、戸塚裁判は21世紀におけるガリレオ裁判であるといえます。(横田建文)(→詳細)('02.11.6)


●山口コーチ釈放、スクール復帰へ!

平成14年10月30日、本年3月末から投獄されていた山口孝道コーチが刑期満了で釈放されました。同コーチは、戸塚校長とともに不当な報道と裁判に耐え、20年以上も戸塚ヨットを支えてきた人物です。
――「改悛の情を示せば刑期が短くなるかもしれない」という誘惑を毅然と拒否し、スクール復帰の意志を明確にしてきた山口コーチが加わって、スクールの体制は一層強固なものとなるでしょう。('02.11.2)


クリックすると大きくなります ●「テレ朝の対応は誠実さと謙虚さに欠ける」

     ――BROが審理結果発表!――

かねてより、テレビ朝日番組内の名誉毀損報道についてBRO(放送と人権等権利に関する委員会機構)に審議を申し立てていましたが(→詳細)、平成14年9月30日午後1時、その結果が発表されました(→結果)。
結論として、「テレ朝の番組に対する苦情への対応は誠実さと謙虚さに欠け、申立人の立場への配慮も不充分であった」としています。
そして今回の審議の結果を放送するよう要望しています。これを受け、テレ朝は10月6日(日)午前10時からの「サンデープロジェクト」内でも取り上げる予定です。テレ朝の報道姿勢に要注目です。('02.10.1)


●戸塚ヨットスクール見直し論が胎動!

     ――「ダカーポ」が報道を整理して紹介――

「ダカーポ」10/2号(9/18発売)が、戸塚ヨットスクール報道の変遷を"おさらい"しています。同誌は20〜30才代会社員・OLのために、過去に起きた色々な問題を整理して提供する"メディアウォッチャー"。
産経新聞は、98年3月に石原慎太郎氏の戸塚擁護論を掲載。つい最近も、記者の体験入校記でスクールの現状を"好意的"にリポートしました。また、若者向けの雑誌「Free&Eazy」や「SPA!」、女性向けの「ロゼッタストーン」、中高年サラリーマン向け漫画誌「天誅」など、多様なメディアで戸塚ヨット見直しの機運が見られると指摘しています。('02.9.21)


●スクール生が大暴れ!

     ――ウインドサーフィンレースで今年も上位入賞――

平成14年8月24日、静岡県・三保海岸で恒例の「スーパー8(エイト)」(ウインドサーフィンの全国大会)が開催、戸塚ヨットスクールから8名が参加しました。
中2、中3と連続優勝してきたB君は、今年は高校生の部に初挑戦で見事優勝、3連覇を達成しました。昨年、中学生の部で4位だったK君(中3)は2位に浮上。更に、入校後わずか半年のO君(18歳)も高校生の部で3位に入りました。
昼食も取らずにレースに備える集中力と、大舞台で完走を果たす彼らの精神力はまさに感動ものでした。('02.8.28)
▲高校生の部で優勝したB君(左)、
     3位のO君(右)
▲1番の激戦だった中学生の部
     (手前、2位のK君)


●増加止まらぬ不登校、13万9千人!

     ――危機を殊更に矮小化する朝日新聞――

平成13年度の不登校・小中学生は前年よりまた4千人以上増え、過去最多を更新しました(文科省の学校基本調査)。調査を始めて以来、10年連続の増加です。一方で児童生徒数は過去最低を更新していますから、不登校の比率はうなぎのぼり(下図参照)。文科省の対策がまったく効果を上げていないことは歴然です。
この結果を受けた同省のコメントは産経にしか載っていませんが、「スクールカウンセラーと連携を深めて、早期発見、早期対応を心がけたい」などというもの。10年も前から言っていた話で、気の抜けたコーラみたいです。カウンセリングで効果が上がらないなら、どうして他の方法を模索しないのでしょう。文科省は不登校問題に対して全く無責任です。
更に、こうした深刻な状況をまともに報道しないのが朝日です。この不登校問題を、新聞各紙で唯一題字にもしていません。他紙が扱いを小さくした高卒・大卒後の就職・進学者数を大きく扱い、不登校について触れたのは記事全体のたった2割ほど。朝日はなぜか不登校をタブーにしたいようです。('02.8.17)
  

●獄中から訴え続ける「教育の正義」

「Free&Eazy」9月号(8/1発売)で、収監後の戸塚校長にスポットが当てられました(「獄中現役の正義」)。収監当日に訓練生達に話した講義内容、獄中からの手紙(原文)、会報に寄せた文章等が紹介されています。
校長とコーチ達が収監されても、変わることなく運営されるスクール。そこにはスクールの正しさを確信する人々の意志と努力が息づいています。
戸塚ヨットのひるまぬ"正義"をどう受けとめるのか――同誌は問い掛けます。('02.8.14)


●戸塚ヨットスクールの"今"――産経新聞で紹介

平成14年7月29日、産経新聞東京版の「教育」面で、戸塚ヨットスクール体験記が掲載されました。一泊二日ですが記者が合宿所に泊まり込み、生徒と一緒に海上訓練を受けました。紙面全体の4分の3を使って現在のスクール事情をありのままに伝えており、写真も4カットあります。
また、石原慎太郎会長が「支援する会」会報で呼びかけた文章も掲載しています。→記事へ('02.8.8)


●母親が家庭内暴力の娘を絞殺クリックすると拡大されます

    ――事実を事実として書こうとしない朝日――

平成14年7月25日、東京・練馬で家庭内暴力に耐え切れなくなった母親が、14歳の四女を絞殺するという事件が起こりました。四女は中1で不登校になり、やがて父母は別居。彼女は転校しました。両親の家を行ったり来たりしながら、彼女はまた不登校になります。最近は服装が派手になり、外泊が当たり前になっていました。不登校から家庭内暴力・・・戸塚ヨットが扱う典型例です。彼女が戸塚ヨットに入っていれば、この事件は起きなかったことでしょう。
ところで、今回の事件報道を新聞各紙で比べてみると、朝日だけが奇妙な取り上げ方をしていることに気がつきます。どの新聞も「家庭内暴力」を見出しにしているのに、朝日だけがこの言葉を使っていないのです。しかも、不登校だったという事実にも触れていません。
朝日は、全国の不登校生が10万人を突破した時も、真剣な記事にしませんでした。自らが作った「不登校は正しい」という教条を否定したくないがために、都合の悪い事実は取り上げない・・・。本当にヘンな新聞です。→記事へ('02.8.3)


●戸塚ヨットスクールを選択した親と子

季刊誌「ロゼッタストーン」(7/9発売「初秋号」)の特集「子どもたちは何処へ行くの?」に、戸塚ヨットの卒業生と、母親のインタビューが掲載されています。
「ゆとり教育」や「ほめて伸ばす」を真っ向から否定し、日本中からバッシングを受けた戸塚ヨットに――。「本心としては、別の選択肢を考えたかった」と、迷ったあげくに息子を預けた母親。1年後に卒業を迎え、「どの子でもスクールに合うとは思いませんが、うちのように、スクールで救われた家庭があることも知ってほしい」「息子が1番変わったところは、人を気遣うようになったことです」と語る母親の言葉から、親がスクールに求めるもの、子供に求めるものが伝わってきます。
尚、「ロゼッタストーン」はネットで購入できます。('02.7.22)


●テレ朝による名誉毀損、BROが審議開始を決定!

かねてからの戸塚ヨットスクール側の申し立てに応じ、BRO(放送と人権等権利に関する委員会機構)は、テレビ朝日の番組内で起きた戸塚校長とヨットスクールに対する名誉毀損発言について、審議することを決定しました。
この問題は、昨年9月放映の「サンデープロジェクト」で、「IMFなんて戸塚ヨットスクールと同じで…」という森永卓郎氏の発言に対し、訂正と謝罪を申し入れていたものです。→詳細 BROがどのような結論を出すのか、注目されます。('02.6.25)


●戸塚ヨットスクールと武道の接点を探る!

雑誌「武道通信」(6/15発売「十八ノ巻」)で、教育論の視点からの取材記事が掲載されています(「戸塚ヨットが提唱する"脳幹トレーニング"に武道教育をみた」)。
――生命の緊張感を持った真剣な行動という点で、武道と"脳幹トレーニング"は共通する。これにより、人間の本能が呼び覚まされ、精神力が強くなる。そうした基礎訓練の徹底が戦後教育から抜け落ちたことが教育荒廃の原因。瀋陽領事館問題もこれと無縁ではない。
一方、上告棄却に対する新聞各紙の報道姿勢を比べると、かつてのような一方的戸塚ヨット攻撃はなくなりつつある。今後は普通児を扱う『戸塚小学校』の実現を目指すことで、スクールの成果を世に問いたい――などが述べられています(「支援する会」に対するインタビュー記事)。
尚、「武道通信」はネットで購入できます。('02.6.29)


●正しく軌道修正をした産経新聞(検証4)

新聞各紙で唯一、戸塚擁護の姿勢を打ち出したのが産経新聞でした。

産経は上告棄却を伝える第一報は事実を淡々と載せただけで静観していました。
ところが、3週間ほど経ってから、夕刊コラムに堂々と戸塚擁護論(記者の署名原稿)を掲載しました。戸塚ヨットスクールの教育理論を科学的に紹介した内容です。さらに3日後、他紙がこぞって黙殺した「戸塚ヨットスクール緊急支援集会」をきちんと報道しました。

歴史教科書や日教組問題等、教育問題に力を入れている産経は、正しい進路へと舵を切り直したようです。→詳細('02.6.14)


●"置いてけぼり"に気づかない中日(東京)新聞(検証3)

中日(東京)新聞は20年前、ノンフィクション・「スパルタの海」の連載で、情緒障害児の矯正施設として戸塚ヨットスクールを世にしらしめた新聞です。以来、スクールには全国から入校生が殺到するようになりました。
その中日(東京)が、死亡事故発生を機に手の平を返したように戸塚バッシングに走りました。本来なら「情緒障害問題は難しい。この事件は単なる暴力事件ではない!」と、他紙とは違う見識を示すチャンスがあったのに、大勢に迎合して魔女狩りに加わった節操のなさを露呈しました。
今回の上告棄却報道では、他紙が報道のスタンスを徐々に変えているのに、中日(東京)だけは昔通りの煽情報道に熱を上げていました。
この新聞は、他紙から置いてけぼりにされたことにまだ気がついていません。→詳細('02.5.30)


●会報「ういんど」第19号発行

「支援する会」の会報「ういんど」ができ上がりました。石原慎太郎会長のメッセージをはじめ、支援者の声、卒業生・父兄の体験談、現在のスクールの様子などが掲載されています。→会報へ
一人でも多くの方に、戸塚ヨットの真実と、教育荒廃の本質に目を向けて頂きたいと思います。
ご希望の方にはお送り致します。「支援する会」までご連絡下さい。→メール('02.5.15)



●日本教育の"中興の祖"を目指す!

    ――戸塚校長、収監後初のメッセージ――


「それでも地球は回る」――いい言葉です。これが「諸法無我」ということ。「マスコミ、裁判所、文科省、日教組の都合で法則を曲げることはできない」ということです。

子供を成長、進歩させる法則は昔から決まっているのであり、権力者の都合で変わるものではありません。本来裁判所は教育論等のハードウエアに関わるべきではないのに、マスコミとともに見事に私の土俵に引っ張りあげられてしまいました。

「俺は教育のガリレオだ」を強調するために、(収監日にマスコミの前で)「地球は回っている」を言っておきました。わずか4年の拘束、何ということはありません。ガリレオになる代価にしては格安です。周りの人間にリスクを負わせてしまうのが気になりますが、問題は今じゃない。10〜20年後を目指して一緒にやりましょう。

皆、強くなって下さい。我々は日本で1番強い連中を相手にするという、最高のけんかをした。一時は負けたように見えるが、最後は必ず勝ちます。我々の方が正義だからです。「諸法無我」ですね。

「日本教育の"中興の祖"を目指す」と皆に伝えておいて下さい。

(手紙より)

('02.4.25)


●人間として、子供を守ろう!

    ――「戸塚ヨットスクールを支援する会」会長 石原 慎太郎――


今回の上告棄却を甚だ残念に思います。

19年前、逮捕された戸塚氏は、3年余の勾留期間中に「脳幹論」を完成させました。「子供達の問題行動は、人間の情動を支配する脳幹の機能低下から起こる。教育荒廃はその結果に過ぎない」という画期的理論です。脳幹論はその後、さまざまな社会現象を見事に解明する非常に確かな理論に発展してきました。

この大事な時に長い懲役…。
しかし、戸塚氏はまた、あの超人的精神力で研鑽を積み、更なる大人物となって戻ってくるに違いありません。氏の人間性を知る人なら誰もがそう確信するはずです。

今、「もう間に合わないのではないか」と思われる所までこの国の教育荒廃は進んでいます。にもかかわらず、そのような危機感が「戸塚ヨットスクールを支援する会」に参集された人々の間でしか共有されない。そのことをこそ私は憂慮するものであります。
国民を守らない国家など国家ではないように、子供を守らない大人など無価値の動物でしかないのです。私たち一人一人が、人間として、「子供を守ろう。正しい心を取り戻そう。教育を再生しよう」と声を挙げる勇気を持とうではありませんか。

(近日発行の会報「ういんど」より)

('02.4.17)


●収監の朝――いつも通りの講義を終え、笑顔で出頭

「週刊新潮」4月11日号に、戸塚校長が名古屋高検に出頭する様子が写真入りで掲載されています。
当日の朝、校長は合宿所でいつものように生徒・コーチ達と朝食をとりました。その後、全生徒を集めて10分ほど講義。「我々は今日からいなくなる。おまえ達は自分がどうしてここにいるのかよく考えろ。自分で行動して進歩しろ…」。出発前、生徒から渡された寄せ書きには、「1年間、ありがとうございました」「体に気をつけて下さい」「頑張ります」「もっとましになっています」…などの言葉が。車中でそれを見て笑っていました。
校長とコーチ達は収監先の刑務所が決まるまで、しばらく名古屋拘置所に留まります。('02.4.7)


●バッシングをやめた読売新聞(検証2)

19年前、他紙に追従して激しい戸塚バッシングをした読売ですが、今回の上告棄却についてはクールでした。新聞各紙の中では扱いが最も小さく、何の論評もなし。
「体罰と暴力は違う」という戸塚校長のコメントや、「戸塚ヨットスクールが継続される」ことをきちんと載せるなど、やや肯定的なニュアンスも感じられます。
煽情主義と決別し、客観報道に徹する態度が見られるようになったことは良い傾向だと思います。→詳細('02.4.5)


●陰湿な情報操作を続ける朝日新聞(検証1)

「戸塚嫌い」の朝日は、「戸塚ヨットスクールのような暴力集団はもう存在しない。事件は有罪が確定。体罰は悪。これで全て終わった」というストーリーで完結させたがっています。戸塚ヨットを教育問題と結びつけないようにするための配慮は綿密で、情報操作も巧妙です。
しかし、朝日に代表される進歩派勢力が礼讃してきた「自由、平等」がどれほど現場を混乱させ、不登校を助長し、少年犯罪を許してきたことか…。そして、戸塚ヨットが投げかけた問題に正面から向き合おうとしない態度は、それこそ「子供の死」を無駄にする行為ではないでしょうか。→詳細('02.4.2)


●新聞報道を検証する

戸塚ヨットスクール報道は、事件発生当初からマスコミの予断と偏見により歪められてきました。体罰の写真や映像を繰り返し取り上げ、「客観報道」の名のもとに膨大な量の情報を流すことによって、世の人々に一定のイメージを刷り込んでいったのでした。おかげで裁判まで著しくいびつなものとなり、事件発生から19年を経た今になっても真実が全く伝えられていません。

平成14年2月28日の「最高裁上告棄却」から、同3月29日に戸塚校長と3人のコーチが収監されるまでの間、新聞各紙を比較したところ、その報道ぶりに大きな違いが見られました。マスコミが作ってきたスクール像と現実が合わなくなってきているのです。

朝日は事件当時とほとんど変わらぬ姿勢=「戸塚憎し」を貫いており、スクールがとうの昔に消滅したかのような紙面作りを行っています。相変わらず悪質です(検証1)。

読売は事実を淡々と報道する姿勢に徹し、事件当時のヒステリックな攻撃性は消えています(検証2)。

中日(東京)は、戸塚ヨットスクールの体験ルポ『スパルタの海』を連載した新聞です。この新聞だけは上告棄却を一面で掲載。社会面も2面に渡るビッグニュース扱いでした。相変わらず「戸塚憎し」を前面に出しつつも、一方で戸塚ヨットの現在の様子やホームページの存在に触れるなどして、やや擁護的なニュアンスも添えています。要するにどっちつかずで、自信のなさが現れています(検証3)。

産経は唯一、戸塚ヨットに擁護的でした。コラムで戸塚校長の考えを支持したり、「戸塚ヨットスクール緊急支援集会」の概要を取り上げたりしています(検証4)。

"戸塚ヨットスクール事件"を捏造した主犯・毎日新聞は、論評に値しません。ただ、表示ラベルの偽造で会社清算に追い込まれた、雪印食品と同じような「情報の製造物責任」が問われるのみです(検証5)。

以上について、順次検証していきます。('02.4.1)



●「もっと進歩して帰ってくる」

    ――収監を前に、戸塚校長笑顔であいさつ――

平成14年3月17日に名古屋、同21日に東京で"戸塚ヨットスクール緊急支援集会"が開かれ、全国から約150名の支援者が参加しました。

戸塚校長は「事故が起きると何もかも現場のせいにする社会構造が日本にはある。遠足の時、ガケ崩れでけが人が出ても『事前の調査が不十分だった』と言って先生のせいにされる。こうした官僚主義を正さない限り、教育問題は解決しない。今のままでは日本は教育の失敗で潰れる」と発言。また、「裁判のことは今更批判しても始まらないが、こういう目に合うたび、我々は成長すると言っておきたい。入って何を勉強するか、実は楽しみ(笑)。今度は獄中で正しい教育論を確立したい」と答えました。

不当な判決に憤慨して集まった支援者達も、「スクールを継続させながら、戸塚校長の理念を実現する新しい学校作りを目指そう」と熱いメッセージを送りました。
尚、今後は各地の定期セミナーを支援集会に変えて活動していくことが決定しました(次の支援集会は、名古屋が4/12(金)、東京が4/18(木)、大阪が5/23(木)です)。('02.3.24)
▲「何をするか楽しみです」――戸塚校長
  3/17「名古屋セミナー」(イルバザール)
▲全国から集まった支援者達
  3/21「東京セミナー」(赤坂プリンスH)

●3/29、戸塚校長収監へ!

戸塚校長と3人のコーチは、平成14年3月29日に収監されることが決まりました。
真の教育者を牢獄に追いやった人々は、いったい何を得たのでしょう。('02.3.20)


●マスコミの迷妄が生んだ暗黒裁判!

戸塚校長に懲役6年の実刑が確定しました。残念なことに、これで日本の教育再生は、また大きく遅れます。

19年前、小川真人の死亡事故を機に、マスコミは戸塚ヨットスクールへの総攻撃を始めました。その出発点で、彼らは致命的なミスを犯しました。この事件の本質である「情緒障害問題」を調べなかったのです。登校拒否や家庭内暴力が実際にどういうもので、それは精神身体医学的にどのように扱われているのか、といった基本的な事柄を「よく分かんないや」ですっ飛ばしました。

その結果、「体罰→暴力→死者発生→傷害致死→サディスト集団」という非常に単純明快な、しかし真実からはほど遠い図式が描かれることになりました。そして、単なる事故が暴虐の事件へと言いくるめられて行きました。

マスコミはヨットについても無知でした。戸塚ヨットのディンギー(1人乗り小型ヨット)は、特別設計されたもので、扁平な船体と大きなセール(帆)が特徴です。このヨットは、スピードが出やすく、しかも転覆しやすくなっています。そういう特徴が情緒緒障害児の訓練に適しているからです。しかし、そもそも情緒障害の何たるかを知らないし、ヨット訓練の何たるかも知らないのですから、そんなことは記者達にとって猫に小判です。

そうした間違いが次々と増幅され、やがて毎日新聞社の「暴虐の戸塚ヨットスクールキャンペーン」がスタート。さらにこのキャンペーンを尖兵にして白痴的記事の洪水が起き、日本中のマスコミが馬鹿まっしぐらで突き進みました。そして、熱狂の渦の中、検察はロス疑惑以上の無茶苦茶なやり方で戸塚校長らを逮捕・勾留し、「傷害致死」で起訴したのでした。

それでも第一審の判決は比較的冷静でした。「実質無罪」だったのです(マスコミはそのことをちゃんと報道しませんでしたが)。第二審は、執行猶予なしの懲役6年という「まっしぐらな」判決でした(マスコミはとまどいました)。今回、最高裁は上告棄却により、その「まっしぐら判決」を支持しました(マスコミは自分達の犯した誤りの大きさに気がついているでしょうか…)。

戸塚ヨットスクール事件には最初から「ボタンのかけ違い」がありました。

まず、登校拒否や家庭内暴力という現代病が激増しているという事実が厳として存在します。次に、その情緒障害児の更生にヨット訓練が驚異的な効果を発揮する、という事実があります。戸塚校長は、その事実を科学的に検証し、そこからより洗練された訓練方法を開発しました。現代っ子の誰にでも通用する画期的教育法です。その教育訓練の過程で、病死と事故死が起きたのであって、「いたいけな子供を親の承諾無しで連れてきて、毎日殴る蹴るの暴行を加えて楽しみ、あげくの果てに殺してしまった」のではないのです。事故を事件に読み違えてワイドショーに仕立てたマスコミ報道は、二重、三重、四重に間違っています。そのストーリーに合わせて完結編を書いた裁判所も大間違いをしています。

現在、年間12万人の登校拒否はこれから激増するでしょう。家庭内暴力も、親殺しも、子殺しも、バスジャック少年も、宮崎勤も、酒鬼薔薇聖斗も、宅間守も、続発するでしょう。そうなるような科学的理由がある以上、必ずそうなります。
悲惨な事件が起きるたびに登場するのは、人間常識からかけ離れた解説をする評論家と、精神医学者と、「心の教育が大切です」などと言ってお茶をにごす文科省の役人と、教育委員と、おどろおどろしさだけを強調した記事を書きとばして売るマスコミ人と、自分には関係のないことだと信じたくて、真実に目を向けようとしない人々…。そんなことばかりして誰も本気で子供を守ろうとしない!

裁判は終わりました。でも、間違いは間違い。懲役6年の実刑判決を言い渡した第二審(土川孝二裁判長)と、上告棄却でその判決を確定させた最高裁(福田博裁判長)を後世の歴史家は嗤うでしょう。地動説という科学的真理を唱えたガリレイに有罪宣告をした宗教裁判を現代人が嗤うように。

スクールはコーチ達によって今まで通り運営されます。
戸塚校長は、獄中から教育再生を訴え続けます。
「戸塚ヨットスクールを支援する会」も、石原慎太郎会長とともに、戸塚ヨットスクールの真実を訴え続けます。真実だけが歴史の重みに耐え得るからです。

戸塚ヨットスクールを支援する会  横田 建文

('02.3.3)



●最高裁、上告を棄却。戸塚校長に懲役6年!

体罰で訓練生を死亡させたとして訴えられた、19年前の"戸塚ヨットスクール事件"に対し、最高裁は平成14年2月27日までに戸塚ヨット側の上告を棄却する決定を下しました。これにより、2審の判決どおり、戸塚校長と3人のコーチの実刑が確定しました(戸塚校長が懲役6年、他のコーチ3人が懲役3年6ヶ月〜2年6ヶ月)。

この決定に対し、戸塚校長は以下のようにコメントしています。
「これが日本の民主主義の実態だ。予告しておこう。日本はマスコミで潰れる!
教育荒廃の現実を見るがいい。この期に及んでまだ分からないのだろうか。宅間守やサカキバラセイトは教育の被害者である。彼らに殺された子供達は二次災害なのだ。真犯人は"マスコミ"だ。
例えば小学校で体罰を復活させるといい。たったそれだけで、今起きている教育問題の8割は解決する」(談)
('02.2.28)


クリックすると詳細が読めます ●テレビ朝日による名誉毀損、BROに仲裁を申立!

昨年9月9日、テレビ朝日の番組内で、戸塚ヨットスクールを中傷する発言がありました。これに対し、スクール側は弁護士を通じて抗議していますが、テレ朝側は論理のすり替えを行い、全く誠意ある対応を見せません。
そこで、本年2月21日、こうした問題の仲裁機関であるBRO(放送と人権等権利に関する委員会機構)に申し立てを行いました。
申し立てのポイントは「IMFなんか戸塚ヨットスクールと同じで…」という表現です。「なんか」という語(助詞)は、「のぞましくないものの例を示す」(広辞苑)ものであり、明らかに戸塚ヨットを中傷しているからです。
「放送倫理の高揚に寄与する」というBROが、この問題にどのような判断を示すか注目されます。→詳細('02.2.25)



●赤坂プリンスでの第1回東京セミナー開催へ

赤プリで新装開店する東京セミナー(第109回、2月21日(木))の開催が迫っています。今回は「支援する会」理事、少なくとも2名の衆議院議員など、多数の出席申し込みがあり、活気のある会になりそうです。('02.2.10)


●沖縄合宿実施中

毎冬恒例の沖縄合宿が始まって早1ヶ月。今年は卒業間近の生徒も多く、例年より落ち着いた雰囲気です。1月入校の新人2名は目が離せませんが、他の生徒8名は皆ウインドサーフィンも上達し、海上訓練が楽しくて仕方ないという様子でした。集団生活ゆえの小さないざこざは絶えないものの、切磋琢磨しながら人間性を高めていってほしいです。('02.1.23)
  

●戸塚校長が広島の高校で講演

1月19日、広島市の私立・桜ヶ丘高校で、約40名の高校教師を前に戸塚校長の講演(「不登校生徒と日本の教育」)が開かれました。同校の教頭が、西村眞悟氏と戸塚校長の共同講演会を聞いて共鳴したのがきっかけです。講演終了後、「信念を貫いて行ける"強い"校長がうらやましい」という感想が多く聞かれたそうです。現場で充分な指導力を発揮することができず、ジレンマを抱えている教師の、行政やマスコミに対する恨みを垣間見た気がしました。('02.1.21)