2002年10月28日(月)    一山越える

週末、榎本君(16歳、元不登校)が試験を受けて帰ってきました。高校の推薦が受けられるかどうかの試験、というなんだかまどろっこしいものですが、実際はこれに受かれば本試験も受かるのだとか。とは言っても付け焼刃の受験でしたから、そう簡単にいくのかどうか…。結果は11月初旬に出るそうです。

手応えはさておき、この試験によって榎本君はここ1〜2ヶ月、抑圧されていました。だから、いい風が出て移動となった月曜日、彼はまさに"晴れ晴れ"とした表情でウインドサーフィンに乗っていたようです。しかも、すっかり冷え込んできた今日この頃の中、皆が長袖のウエアに変わっているにも関わらず、半袖で。

やっぱり、いつの時代も試験というのは気が重いものなのですね。そして、まだ試験が終わらないのが大本君(18歳、元非行)。大検まであと3週間ほど。先日、やっと歯の治療が終わり、ウインドに乗れると思った矢先、今度は鞭打ち症状でドクターストップ。天は彼に勉強することを勧めているのでしょうか…。

そんな彼も、日曜日には試験会場である名古屋工業大学まで下見に行き、着々と準備は整っています。勉強も、榊原コーチに言わせると飲み込みがいいそうで。こちらもブランクはかなり長いわけですが、いったいどう克服してくれるのか、結果が楽しみです。

「試験」というのとはちょっと違いますが、栗田さん(34歳、無気力)は「職業適性検査」を受けに行って来ました。彼は入校前にも職に就いていましたが、卒業後は違う進路に進むつもりなのか?入校して半年。早くも色々な準備を始めているようです。もともと計画的な性格なのかもしれません。それがエスカレートすると神経症になってしまうんですよね。何事も、ほどほどがいいものです。


※文中の生徒名は全て仮名です。

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