2002年11月30日(土)    成長を見せる面々

コーチが、「最近、曽我(22歳、無気力)と地平(24歳、無気力)の成長が目覚しい」と言います。ウインドサーフィンの技術もそうですが、自分の人生を切り開くのに積極的になってきたという感じでしょうか。

30日は、風もなく海上訓練はお休み。久しぶりに図書館に行ったらそこも休み。でも、パソコンだけは使えたようで、曽我君と中川君(18歳、無気力)が「どうしても使いたいから」と残りました。

曽我君は「消灯後にも調べものがしたい」とコーチにお願いしたほど、今既に、就職準備に余念がない様子。入校してまだ3ヶ月ですが、さすがに自分から入った生徒は違います。もちろん、彼にスクールの規則を合わせるわけにはいきません。だから彼は、昼間の空いた時間を少しでも有効活用したがるわけです。パソコンもそう。就職関係の情報を引き出すつもりです。

地平君は急に、「自分を見つけ直してみたら、過去が恥ずかしくなった。かっこだけつけていても仕方ないと思った」とコーチに語り、仏教関係に進みたいと言い出したようです。これも驚き。聞こえのいい事を言う生徒はたくさんいて、騙されることも多々ありますが、今回の地平君は確かに落ち着きを見せているようです。

入校からもうすぐ1年が経とうとする野島君(22歳、元無気力)も、やっとウインドで早く走れるようになってきたらしく、「スピードが出せて楽しい」と言うとか。最近は笑顔を見せる回数も増えているみたい。当たり前のことのように聞こえますが、入校した当初の彼には、笑顔もなければ生きる気力なんて全く感じられませんでした。成長はゆっくりですが、徐々に変わってきている彼。まだまだ心配ですが、うれしいニュースです。


※文中の生徒名は全て仮名です。

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