2002年12月4日(水)    児童虐待?

戸塚ヨットで"児童虐待"が「日常的に」行われているとの情報でも得られたのか、児童相談所の方や弁護士さん、警察の方が数名、突如、スクールを訪問されました。「任意の」抜き打ち検査ということですが、断ることはどうやらできない様子。スクール内を、くまなく見て回られました。

どうも、頭の中では檻があって生徒が監禁されている姿が浮かんでいたのでしょう。残念ながらそういった物はないので、ちょっと物足りなそうだったとか。

更に、生徒の口から実態を聞きたいとの事で、榎本君(16歳、元不登校)が事情聴取(?)のようなものを受けました。彼にしてみれば、「家に帰りたいでしょう?」とか、「よく殴られるんでしょう?」とか、「ここの生活は嫌でしょう?」などと聞かれても、ピンと来ません。彼は今、ウインドサーフィンは楽しいし、高校受験の勉強も進んでいるし、両親とだってたまに会っているし、切迫して「家に帰りたい」事情などないのです。ようやく、質問攻めから解放された彼は苦笑い…。

次にターゲットとなったのは吉澤君(中3、元非行)です。何と、彼の事情聴取はわざわざ中学で行われました。しかも授業時間を1時間潰してです。そのあげくに、「きっと家に帰してあげるからね」という相談員に対し、吉澤君が言った返事は「必要ありません」。それはそうでしょう。彼は卒業生なのに、自分の意志でスクールに住んでいるのです。帰りたければいつだって帰れます。

高校入試を前にし、彼は今、一生懸命勉強しています。その熱意を感じた担任の先生が、ほとんど毎日のように補習をして下さっているほどです。特に数学で抜け落ちている部分(ワルとつるんでまともに授業に参加していなかった時期の分)がかなりあるため、それを取り戻すために彼は必死です。そんな彼の邪魔をするなんて…。

きっと、生徒達の話を聞いても、「洗脳されているんだ。可哀相」などと思っているのでしょう。これは本当にマスコミのミスリードのせいです。1度刷り込まれた誤った情報によって、真実が見えなくなってしまう。恐ろしいことです。

「信じられないようだったら毎日でも来てみて下さい」というコーチの言葉に、「まあ程ほどにして下さいね」と言って帰っていった方々。是非、真実を見に、毎日通って頂きたいです。


※文中の生徒名は全て仮名です。

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