2002年9月20日(金)    戸塚校長からの手紙A

20日はまた風がなく作業。風がないからというより、「やれる時に一気にやってしまおう」といった感じかもしれません。とにかく、今まで手がつけられなかった所を全て片付けてしまう勢いです。

戸塚ヨットの広場には、使えなくなったヨットやクルーザーがゴロゴロしています。このせいで、艤装の場所が狭まっていました。今までは生徒の人数も少なかったのでそれで問題ありませんでしたが、そろそろ限界。いらない物は解体して捨ててしまわないといけません。そのクルーザーの解体作業に着手したようです。

また、先週片付いた作業部屋には棚が作られていっているとか。この棚を作って下さっているのが、松本さん。戸塚ヨットに住み込みで、各種の手伝いをして下さっている方です(詳しくは平成14年9月5日の日記で)。

さて、作業を終えた夕方、榎本君(16歳)の父親が戸塚ヨットにやって来ました。榎本君を連れて高校見学に行くため、迎えに来たのです。榎本君の親御さんの希望は、戸塚ヨット卒業後、全寮制の高校に行かせること(詳しくは平成14年8月30日の日記で)。榎本君もある程度納得しているのかもしれません。卒業にはまだまだ早いのですが、受験の日程を考えるともう、進路を決めないといけません。とにかく、親御さんの探してきた高校を見学に行くことになりました。

戸塚ヨットから、まさに出かけようとした榎本君を見て、榊原コーチはびっくり。なんと、彼はこれから高校見学だというのに、Tシャツ、短パン、サンダル履きです。慌てて引き止め、着替えさせようとすると、すかさず父親が「着替えは持ってきました」。榊原コーチはほっと胸をなでおろしつつ、戸塚ヨットの生活になじみすぎて、ちょっと常識からかけ離れてしまった榎本君に冷や汗…。

話は変わりますが、今月も、戸塚校長から支援者の方々へのメッセージ入り手紙が送られてきました。ここに、手紙の一部を紹介します。→手紙へ

校長は今、ミシンの仕事をしているそうです。なんでも車のカバーを作る仕事とか。ただ、まだ下手なので、今は小さな袋を縫わせてもらっているそうです。上手くなったらウインドサーフィンのセールが縫いたいと、手紙には書いてありました。みのもんたのテレビ番組なんかも見ているそうです。

今月はまた昇級もし、今まで月に1回しかなかった面会が2回になるそうです。といっても6親等以内の親族しか会えませんし、時間も15分と限られています。ですが、奥様(幸子さん)はこのことを、本当にうれしそうに報告して下さいました。当然ですね。


※文中の生徒名は全て仮名です。

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