21日から、戸塚ヨットの卒業生である平澤さん(当時、無気力で入校)がお手伝いに来ています。平澤さんは今から20年近く前のスクール生。しかも、北海道の方です。
最初はメール、継いで、会報に寄稿して下さり(詳しくはこちらの下段へ)、今では2ヶ月に1度くらいの割合で合宿所に来て下さっています。東京のセミナーにも、何度も足を運んで下さいました。つい先日、戸塚ヨットで救助艇に乗るために、4級小型船舶の免許まで取得。平澤さんが来るとコーチ達も大助かりです。
戸塚ヨットの卒業生はたくさんいますが、こうして手伝いに来て下さる方はそうはいません。「悪名高き」戸塚ヨットですから、卒業後は本人よりも親御さんが戸塚ヨットとの関係を切りたがります。何より、戸塚ヨット自身がその方針。「なつかしくなんて思っていらなくて結構」と、校長達は言います。でも、本当は卒業生が訪ねてくると、やっぱりうれしそうでした…。
23日は、この他にもう1人卒業生が訪ねてきました。平澤さんと前後する頃、非行で入校して卒業していった土井さんです。卒業後の土井さんは、もともとその気はなかったはずの家業である製材業に就き、あっという間に家族よりも業績を伸ばしたとか…。しかも、今でもヨットやウインドサーフィンも続けているそうです。これはすごいこと。
スクールを卒業しても尚、ヨットやウインドを続けるのは大変なのです。ヨットもウインドも場所を選びますし、道具がかさばるので移動が大変。道具の置き場も必要。ウインドの道具なんかは消耗品なので買い換えないといけませんが、まだまだ市場が狭いため、一つ一つがかなり高価。時間、お金、自然、色々な要素が揃わないとできないんです。
それでも土井さんはヨットやウインドを続け、今度は周りの人に広めようとして下さっています。今回合宿所に来たのは、ディンギー(ヨット)を譲り受けるため。合宿所は今片付けの真っ最中ですから、少しでもディンギーが減るのは大助かり。もちろん、使える物なのでもったいない気はしますが、使われずに積み上げられているよりはずっとまし。しかも、これでヨット人口が増えるなら、それに越したことはありません。
今現在いる卒業生の児玉君、吉澤君(ともに中3)もそうですが、ピンチの時期にはこうした卒業生の応援が尚更頼もしく感じられるものです。
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