| 2003年10月3日(金) |
合宿所便り NO.55 「誕生日おめでとう!」 |
昨日から北西の風が吹いていて、矢作(やはぎ)川での練習が続いています。水は少し冷たくなってきましたが、まだ、ウエットスーツで大丈夫。お天気もよく、こんな気候が続いてくれたら、と思わずにはいられません。
風速は7〜8m。午後になると次第に強く吹いてきて、山口コーチも上機嫌でプレーニングを楽しみ、相原君(15歳、元無気力)もほとんど休むことなく、飛ぶように走っています。
川面は例によって大勢のセイラーで賑わい始め、年配のフリースタイルの方も(たぶん70歳くらい)、セールを回したり、ジャンプしたりしておられます。すごい!
林君(32歳、家庭内暴力)は念願のハーネスを着け、練習に余念がありません。ハーネスも、かけ始めは前に倒れたり、後ろにひっくり返って、水面下でセールの下敷きになったりと、実にやっかい。でも、めげずにバタン、ボシャンと根気よくやっていて、少しずつ走っています。
秋吉さん(中2、不登校)も、水につかりながら熱心にビーチスタートの練習を試み、時々サァーッと走る、その距離とスピードは、どんどん伸びています。
2人とも、以前とは格段の差。着実に上達しているのは、見ていても楽しいことです。
地道な努力、根気のいる繰り返しは、誰にとっても困難なことです。それを、無気力でワガママで面倒くさがり屋の生徒達に乗り越えさせるのですから、少々強力な後押しが必要なのは仕方のないことです。ただ、ほとんどの場合、強力な後押しが必要なのは、始めの内だけであるということも、付け加えておきます。
さて、新人の江口君(18歳、非行)は?きっとバランス感覚が優れているのでしょう。風が吹いているのに結構走っていて、やる気が出てくれば比較的上達も早いのでは?が、これも本人達の自覚が芽生えなければ何ともなりません。
瀬尾君(21歳、無気力)はウインドをしていても周りをキョロキョロうかがっていて、ちっとも練習に身が入りません。
この時期、こんなに北西が吹き続けることはまれですから、私達も、また、一般のセイラー達も、夕方近くまで飽きることなく突っ走っていました。
合宿所に着いてから大至急夕食の準備に取り掛かりましたが、できたのは7時半過ぎになってしまいました。
ところで、今日は相原君の誕生日。夕方、大急ぎでケーキを焼き、夕食後全員が2階に集まってお祝いをしました。
飾りつけは間に合わず、全員でクリームをつけたりチョコレートを振りかけたりした後、正式にろうそくも立て、部屋の明かりを消して大声でバースデイソングを歌い、めでたくケーキカットとなりました。もちろん、主役の相原君は一番大きなケーキを取ります。
今日はいい風も吹いたし、良かったね、相原君。誕生日おめでとう!
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