2003年12月31日(水)    合宿所便り NO.77「おおみそか」

今日は大掃除。男の子達は合宿所中をきれいにし、女の子達はまたおせち作り。
林君と真木君は1階の掃除の後、のし餅を小さく切ります。2人が切ったお餅は大小様々。それにしても、何百個できるのでしょう!それを秋吉さん、白岩さんが、箱詰めにしたり、ビニール袋に入れたり。みんな、もちとり粉で真っ白になっています。のし餅を切り、テーブルを片付けるだけでも相当な時間がかかりました。

後は明日のお雑煮の用意と、そうそう、年越しそばの準備も…。と思っていたところへ、秋吉さん、
「あっ、栗きんとんもぜひ作りましょうよ!」
と、おせち料理に情熱を燃やしています。では、ということで、お芋を茹でたり、蜜を作ったり、台所は湯気と甘いにおいでいっぱいです。

夕方は、文平と晋平で鏡餅を飾ったり、水周りや広場のコンテナなどに、1つ1つ小さなしめ飾りを飾ったり。暗くなるまでお正月準備が続きました。
夜は2階に集まり、テレビで"K−1"を観戦したりして、午後11時ごろ、年越しそばを食べました。
いよいよ今年も終わり。みんな、どんな思いで合宿所の新年を迎えるのでしょう。

ここでは、(私も含めて)泣いたり、笑ったり、怒ったり、悩んだりの1年でしたが、まだまだ平和な、守られた世界の中でのこと。が、その中で、様々な事情で集まった生徒達との生活を通して、私は、校長先生の「人間は幸福にならなければいけない」という言葉を思い出しました。そして、そのために、「幸福になる能力を身につけなくてはならない」ということも。
私も人の子の親ですから、子供の悲しそうな顔を見るのはつらいです。本当に、みんな幸福になれる人間になってほしいと思います。


※文中の生徒名は全て仮名です。

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