1ヶ月ぶりに合宿所に来ました。前日夕方から強い雨と風が吹き、生徒達の期待が高まる中、夜が明けると雨がやんで突風。「待ってました!」という感じですが、ちょっと希望以上過ぎました。
スクールは目の前が海。風のため波が高く、水しぶきがスクール前の堤防にもかかるほど。とにかく、前に進めないほどの風で、まるで台風のようでした。そんな中、生徒達は緊張の面持ちで艤装(ウインドサーフィンの組み立て)を始めます。
彼らは朝、コーチからこのような強風時の注意事項を聞かされました。「無理して沖に出るな」「岸に近過ぎると、波に巻かれて道具が壊れ、自分も怪我をする」…。この日ばかりは新人のみならず、全員ヘルメット着用です。油断すれば怪我をする。自然の恐ろしさを感じます。
いざ海に出ると、高い波の中で、ボードに立つ事すらできません。ましてセールを上げることなど。結局、岸辺で波にもまれている間に早くも1人のマストが折れました。結局、まともに乗ることができたのは山口コーチだけ。「児玉だったら、出られたかもなー…」。
その児玉君(中3、元非行)は、吉澤君(中3、元非行)と共に、この日中学の卒業式でした。2人とも、卒業後は地元に帰るため、同級生とは離れ離れになります。スクール生とも。吉澤君は、「別れづらいからこそ、早く別れる」と言い、この日同時にスクールからも巣立っていきました。実に1年8ヶ月の生活。「ヨットスクールは、自分の人生を変えてくれた所」――卒業文集に寄せていた言葉です。
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