| 2003年6月14日(土) |
合宿所便り―その13― |
今朝は雨こそ降っていないものの、梅雨真っ只中。風はかすかに旗をなでています。
午前中、1階の生徒達と共に、気にかかっていた台所の掃除をしました。お鍋やプライパンなどを置く棚と、床と排水口です。台所は常に大忙しですから、いつもはそういう場所にあまり手をかけられません。それでも、以前はガスコンロの周りなど油だらけでしたが、今はきれいに拭き上げられるようになりました。
お鍋の棚はステンレス製で足元の方にあります。以前に掃除した時は、その都度大変な手間がかかっていましたので、今回もそのつもりで始めました。ところが、みんな思った以上にテキパキ動くようになっていて、あっという間に片付け終了。相原君(15歳、元無気力)、中川君(18歳、元無気力)は、積極的にステンレス磨きを手伝ってくれました。以前はみんな、お掃除など関係ない世界のことと思い込んでいたふしがありましたが、やっと自分のこととして捉えられるようになったのでしょうか。
また、排水口はゴミが詰まっているだろうと思っていたら、意外にも問題なし。かなりきれいになっています。中川君がお掃除しておいたとのこと。感心、感心…。みんなでたっぷり1時間はかかろうかとの心積もりが、40分で終了。汗をふきふき解散となりました。
午後はずっとセール修理。秋吉さん(中2、女、不登校)、林君(32歳、家庭内暴力)は、2人で1枚のセールを、丁寧に、しっかり修理するようコーチから指示があり、根気よく仕事をする訓練になりました。2人とも、まだまだ仕事が乱暴で、気が散ってばかりいます。縫い目もバラバラで、お世辞にもきれいとは言えません。うんざりしながらも、コツコツと夕方まで我慢してやっていました。たぶん、ものすごく嫌だったろうと想像します。
「今まで嫌なことから逃げてばっかりだったのだから、今度は嫌でもやり抜くのだ」とは、常にコーチ達に言われることです。
一方、1階の連中は同じセール修理でも、適当に気分転換しながらワイワイやっています。
今日は、室内でパッとしない一日を送りましたので、夕食後はビデオで「パルプフィクション」を観て、うさを晴らして終わりました。
|