2003年6月22日(日)    合宿所便り―その18―

朝から良いお天気。梅雨の晴れ間。たまった洗濯物を乾かし、布団を干すには絶好の日和。さぁ、急がねば。
1階に降りてみると、例によって顔をゆがめ、うめき声を上げながら床の上に転がる苦行者達。ヨガの最中です。
9時からは、黙想と校長先生のビデオ。苦行は延々と続きます。

午後、やっと苦行から解放され、海上に。風もないので、ボードだけ浮かべて遊ぶことになりました。今日は学校組の中川君(18歳、元無気力)や晋平(小6、次男)もいるので、いつもより活気づいています。始めはパドリングしたり、ボードの上での逆立ちを試みてひっくり返ったりしていましたが、それにも飽きて、堤防の高い所から飛び込みをすることになりました。

相原君(15歳、元無気力)と晋平はまったく平気で、一緒に何度でも飛び込み、しきりにみんなを誘います。中川君もすぐに飛び込み、3人に引きずられ、秋吉さん(中2、女、不登校)は「キャー、こえ〜!」と大騒ぎ。それを、「早く、早く」「大丈夫、大丈夫」とはやし立てる3人。
その前に飛び込んだ地平君(24歳、元無気力)、野島君(22歳、元無気力)も、面白そうに見ています。
すると、散々迷ったあげく、ダイナミックに飛び込んだ秋吉さん。「なあんだ。みんなもやりなよ」と、強気の発言。

さて、最後は田口君(31歳、元引きこもり)と、嫌がる林君(32歳、家庭内暴力)です。みんなは2人を無理やり引っ張ってきて、堤防に登らせました。「えーっ、危ないですよ」と、尻込みする林君。「ダメ、ダメ」と手を振る田口君。しばらく堤防の上に立っていた林君は、いつの間にか降りて行ってボードにつかまっています。それを追いかける晋平、相原君、秋吉さん。
一方、田口君は散々迷いながらも、とうとう飛び込みました!大きな水しぶき。みんなの歓声が上がります。

夏のような青空。じりじりと照りつける太陽。引率の山本コーチもみんなと一緒に飛び込み、早くも夏休みのような気分の一日でした。


※文中の生徒名は全て仮名です。

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