| 2003年7月27日(日) |
合宿所便り NO.30 「キャンプ初日」 |
快晴。6時起床。昨日からの爽やかな風。いよいよ長かった梅雨も明けたと思わせる朝、木崎湖に出発します。
昼食用のおにぎりを、地平君、秋吉さん、相原君、林君、晋平と一緒に作り、朝食用には昨日から用意していたサンドイッチを持って車に乗り込みました。着替えやウエットスーツの入った手荷物とシュラフ、毛布を積むと、車は満杯です。それでもみんな、木崎湖は初めてなので"夏休みの始まり"に期待しています。
道は渋滞もなく、名古屋を通り、中央道に入って虎渓山で朝食にしました。暑い日差しの下、大勢の行楽客に混じっていると、合宿所を遠く離れたことが実感されます。その後、長野道から信濃大町、木崎湖へと、休みながら進んで、午後2時頃到着。小さな無人の「稲尾駅」から見渡せる、グラウンドになっている所がキャンプ地です。目の前は湖と山。周りは田んぼになっていて、高原の美しい場所です。
すぐにタープを2張だけ張って、お弁当を食べ、いよいよキャンプの設営をします。テントを5張、張りましたが、「ああでもない、こうでもない」と口だけ出す人や、ただ立っているばかりの人が多く、手を動かすのは2〜3人ですから、時間はどんどん過ぎてゆきます。ウインドにはちょうどいい風が吹いていて、湖ではもうプレーニングしている人達もいます。それを横目に見ながら気を揉むばかり。コーチ達も、タープを張ったり、自分達のテントを張ったりと、大忙し。結局今日はウインドは諦めて、夕食の準備に取り掛かりました。
夕食は、野菜色々のシチュー。夕方もずっと風が吹いていて、日が落ち始めると肌寒くなってきました。グラウンドのそばには小さな流しがあり、蛇口が1つついているのですが、合宿所の広い台所と違い、野菜を洗ったり切ったりするには手間取ります。でも、野外で調理するのはいつもと全く気分が変わります。暮れゆく湖を眺めながら大きなお鍋で野菜を煮込むのも、キャンプの楽しみの1つです。
生徒達は、合宿所から持参したサッカーボールで歓声を上げながら、グラウンドを走り回っています。相原君や晋平を中心に、林君、地平君、秋吉さんもキャーキャーはしゃいでいて、暗くなるまで、まるで子供のように遊んでいました。
夕食は、大きなタープの下、ランプと発電機のライトの明かりでシチューをおかわりして食べました。薄暗くて何を食べているのかよく分かりませんでしたが、それは毎年のこと。やはりキャンプなのです。
夕食の後片付けが終わると焚き火をするのですが、木が湿っていてちっとも火がつきません。仕方なく、枯れ草を集めては燃やし、集めては燃やしを繰り返していましたが、相原君や晋平は、真っ暗なグラウンドをひたすら走り回って枯草を集め、喜んでいました。
たっぷり10時近くまで走り回り、誰が枯れ草を多く集めたか競争し始める彼ら。そのうち、枯れ草の奪い合いとなり、遠くの暗闇から
「てめぇ、取ったなー!」
「ハハハ」
「きたねぇぞー!」という叫び声、足音。
「あ、サンダルなくした」
などという声が聞こえたかと思うと、息を切らして枯れ草の束を焚き火に放り込む姿が見え…。
焚き火のそばでは、1人静かに座り続ける林君。そして、そんな彼におしゃべりを続ける秋吉さん。毎年木崎湖に遊びに来て下さる東京の宇塚さんと一緒に、私達も焚き火を囲んでキャンプ第1日目が終わりました。
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