| 2003年7月28日(月) |
合宿所便り NO.31 「社員研修の方々」 |
昨夜は寒いぐらいで、シュラフと毛布にくるまってぐっすり眠りました。テントの中は早朝から明るくなり、起きてみるともうすっかり晴天。
集合してラジオ体操をすると、すぐに朝食の仕度にかかります。朝は梅干おにぎりと味噌汁、うずら豆の煮物など。合宿所の時とは別に、全員が洗い物班と食事班に分かれて仕度をします。山に囲まれた湖の岸辺で調理したり、お茶碗を洗ったり。広々として静かな野外の台所に、みんなの声が響きます。
「おーい、何だよ、さっさと洗えよ!」
「おめえこそ洗えよ!」
と、小競り合いが絶えないかと思えば、洗剤の泡だらけのお皿を持ちながら、流しはそっちのけで歌い出したりと、一向に仕事は進みません。
文句を言ったり、押し付け合ったりの後片付けが終わり、休憩してから改めてグラウンドに集合。ゲスト用のテントを張ってから、ウインドの艤装を始めました。高原とはいえ、暑い日差しの中での作業に、少々うんざりする生徒達。
一方、食料の買い出し班は、地元のスーパーにくり出し、昼食と夕食の材料を揃えます。冷蔵庫はありませんから、ほとんどはその日のうちに使いきり、その他はクーラーボックスに保存します。
夕方から夜にかけてはかなり冷え込みますので、夕食は「キムチ(大)鍋」に決定。山口コーチも一緒に、調味料、お茶、コーヒーなども買い揃え、キャンプに戻ると、みんな暑さに顔をほてらせ、タープの下の"リビング・ダイニング"に集合していました。
昼食は「唐揚げ丼」というリクエストに応え、さっそく鶏肉に下味をつけたり衣をまぶしたりと大忙しですが、衣が多少地面にこぼれても、油が周りにはねても気にならないのは、野外キャンプのいいところです。コーチ達は各々テーブルに陣取り、談笑しながらも、それとなくみんなの働きぶりを見ています。
ちょうど、社員研修の方達とセーリングクラブの方も到着し、お客様を交えてのキャンプに、地元の女子高生――木崎湖のそばに住んでいて、毎年キャンプに遊びに来てくれる「あやちゃん」――もやって来て、タープの下は夏の社交場になりました。
午後、全員でウインドを始めると、あちこちからウインドサーファーが現れ、「やぁ、こんにちは」「今年もよろしく」と声を掛け合います。もう7〜8年、夏の木崎湖でキャンプしていますので、地元のセーラー達ともすっかり顔見知りに。近くの青木湖畔でイタリアンレストランをなさっている方は、いつもクーラーボックス用の氷をたくさん持って来て下さいます。
毎年生徒達の顔ぶれは変わりますが、みんな短期間に一般のセーラーよりも腕を上げているので、地元の方達に驚かれてもいます。
また、湖ですから波もなく、あっという間に向こう岸まで着いてしまい、いつもの海からすると"池"という印象です。スタート地点となる桟橋の近くには常に"ギャラリー"の存在がありますので、それも大いに励みになるところです。
社員研修の社長さんは、自ら、社員の為に一緒に合宿に参加されたのですが、常に社員より一歩先に仕事にかかり、ウインドにも積極的に励む姿に感銘を受けました。また、道具の後片付けなども最後まで手を抜かず、社員より遅くまで一介の生徒のように立ち働いておられました。(拍手!)
木崎湖は夏の間、午後3時頃から約2時間ほど、北風が吹くところで、私達もその時間に合わせてスケジュールを組みます。風が吹くまでの間に食事の仕度をしてしまうことにして、大きなお鍋に野菜を放り込んでいると、あちこちで、「おーい、吹いて来たよー」という声がします。
ここは波もなく楽に走れますので、初めての方でも練習しやすい、とてもいいゲレンデです。また、真水なので道具洗いに気を遣わなくても済みます(海水だと、改めて真水で洗い流さないと塩で固まってしまいますから)。
午後6時にはウインドは終了となりますが、山あいの湖はもう夕方。早く夕食にしないと、また何を食べているのか分からなくなってしまいます。
地元の高校生・あやちゃんも、いつも通り一緒にご飯を食べます。色々お手伝いもしてくれますし、秋吉さんとは気が合うようで、女の子同士、ずっとおしゃべりしています。
夕食後、生徒達は焚き火。大人はビールを手に、夜が更けるまで談笑が続きました。
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