| 2003年7月9日(水) |
合宿所便り NO.23 「挨拶は合宿所の中でだけ?」 |
昨日の青空はどこへやら。また湿っぽい一日となりました。
9時からは沖縄で使用したセールの修理。またたくさん破れていて、部屋の中にブルーシートを敷き、その上にセールを広げます(といっても、少しずつしか広げられません。外で広げるのと違い、部屋の中で見るセールは巨大で、1枚で部屋いっぱいにあふれてしまいます)。破れた所を点検しようとすると、沖縄の砂、白い珊瑚の砕けた砂がパラパラと落ちてきて、「みんな沖縄に行ってたんだ」と改めて実感。
ここでは、1年中セール修理、ボード修理に追われています。実際、使用頻度が高いので仕方ありません。もちろん、だからこそ上達も早い。林君、秋吉さんもセール修理に慣れてきて、目打ちで穴を開け、やっかいな太い針を通しています。
午後は、海上訓練。「支援する会」の延武(MAMI)さんも来ていて、一緒にウインドすることになりました。少し波があるので、波打ち際でのセールアップはなかなか難しく、すぐに風下に流され、波をかぶり、砂に押し付けられ…と、見ていると何ということもない波なのに、そのパワーは想像以上のものがあることを思い知らされます。
相原君、野島君、地平君達はこの程度の波は意に介さず、さっさと沖に出てはるかかなたを走り、岸に近寄る気配もありません。実際、こんなじめじめした日でも、沖を走るのは爽快です。が、風は次第に弱まり、沖に出ていた人達も岸近くに帰って来て、しばらくして終了となりました。
その後、広場で後片付けをしていると、用事で出かけていた生徒が帰って来て、そばを通りかかりました。でも、全くみんなの方を見ようともせず、そのまま通り過ぎようとしています。
コーチが、「おーい、帰ったのか」と言うと、
「ああ」、と手を挙げてまた歩き出そうとします。
「?」と思っていると、
「帰ったんなら挨拶があるだろ!」とコーチに言われ、
そこで初めて、「ただ今、帰りました」と言い、
「あの〜、合宿所で挨拶しようと思ってました」と言い出します。
挨拶は合宿所の中だけでするものだと思っているらしく、一緒に生活しているコーチや仲間に外で会っても何とも思わず、挨拶もする必要がないということなのでしょう。
「もう何ヶ月も一緒にいるのに」と、暗い気持ちになってしまいます。以前も、他の生徒達で同様のことがありましたが、何かとても冷たいものを感じます。
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