2003年9月26日(金)    合宿所便り NO.54 「行きつ戻りつの進歩」

爽やかな秋晴れ。北西の風。

朝は体操の後、海岸でのランニング。潮が満ちていて少し狭い砂浜を、行ったり来たり、30分から40分ほど走って、帰って来たみんなは汗びっしょり。さすがに秋吉さんも必死の形相をしています。こんな表情を見せたのは初めてだと思います。

筋トレは何かとサボりがちですが、全員一緒のランニングはサボれません。やりたくないのと甘えとで、あそこが痛い、ここが痛いと毎日何か訴えています。病院に行くと「たいした事はない」と言われますが、すると「あの先生の薬では治らない。悪くなった」と言い出す始末。何も知らずにそこだけ聞いたら、「何てひどい病院だ」と思わされてしまいます。

こういう傾向のある人はたくさんいて、労を惜しむあまり、卑屈な手段に訴えたり、自分に都合の悪い人を陥れる場合もあります。
毎日一緒に生活しているし、自分の子供と同じ年頃の人達ですから、あまり悪く思いたくありません。でも、「まだまだ本当には信用できないのだ」と思わなければならないのは、悲しいことです。(もちろん、みんながみんなというわけではありませんが…)

今日は北西でオフショア(沖へ向かう風)とはいえ、風は弱いので、河和の海(目の前)でウインドです。「かざぐるまセーリングクラブ」のSさんもお見えになり、一緒に海に出て練習されました。沖の方は風もやや強く、大きなセールを張った相原君と中川君は、プレーニングを楽しんでいました。

一方、プレーニング以前の人達にも練習日和で、秋吉さん、林君は、自力で沖から帰還しました。この風向きで浜に帰るのは難しいですから、2人とも、随分上達したと思います。
林君は、「いやあ、ホント、よく帰れたと思いますよ。良かったなぁ」とうれしそう…。
秋吉さんも、朝は色々言い訳しますが、海に出てしまえば熱心に練習するようになりました。走れば楽しくなってきますし、そうなると、他のことにも積極的になれるのです。

夜の勉強の時間には、得意の漢字に精を出していました。秋吉さんは、"本の虫"でもあるのです。


※文中の生徒名は全て仮名です。

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