| 2003年9月27日(土) |
不登校・非行・引きこもり相談会(7) |
MAMIです。3月から始めた相談会に、初めて4組の参加者が来られました。今まではだいたい1〜2組の相談者を前にこじんまりやっていたので、今回はちょっと気負いました。しかも、いつもと違う講演形式。8月の講演焼き直しとはいえ、まだまだ不慣れです。
まずは、戸塚ヨットスクールがなぜ問題児を扱うようになったのか。そしてそもそも"問題児"とはどんな子か…などを説明。ビデオを使って、問題児の表情や体の特徴を解説します。
そして、彼らがスクールでの訓練の結果、どう表情を変えるか。訓練前後の比較写真を見てもらいます。
次に、なぜそのような変化が現れるのかについて、「脳幹論」で説明します。ここで、ヨットやウインドサーフィンが脳幹を鍛えることを理解してもらった上で、スクールの実際の生活をビデオでお見せします(ほとんどの人は、一日中、ビシバシ殴られる子供達のイメージしかないはずで、実際の生活とは相当の落差があります)。
質疑応答の時間に、参加者からは、「卒業」についての質問が出されました。どうすれば卒業で、どれくらいの人が卒業できるのか。また、卒業してもよくならない人はいるのか。やはり、ご父兄はそのあたりを最も気にされますよね。当然だと思います。
スクールで「卒業」を決めるのはコーチ達です。ウインドサーフィンの技量を参考にし、生活全般を見て判断します。24時間、一緒に暮らしているのですから、ごまかしなどはききません。「この子はもう、社会に出しても大丈夫」と思った時が、卒業時。いつとは言えませんが、一応は1年が目安。基本的には、若いほど延長しなくてもいいようです。
どれくらいの人が卒業までいけるか?この確率は親が脱走を許すかどうかで決まると言えます。彼らは必ずと言っていいほど脱走しますが、その時、親がどうするかによって運命は変わります。「スクールで卒業と言われるまで頑張れ」と、スクールに戻すことができれば○。「随分よくなったようだから、しばらく様子を見てみよう」などとなると…。まず、それっきりになることが多いです。脱走は1度で終わらないこともありますし、結局、親の忍耐力、意志の強さに卒業はかなり左右されるのです。
こうした、親と子、両方の訓練を乗り越え、見事「卒業」までいけば、その後に元に戻るといったことはほとんどありません。もしあったとしても、スクールは何度でも入校金なしで面倒を見ることにしています。そういう意味で、長く頼りにできる施設だと思います。
何とか形をなし、終了後に参加者から「ここ(戸塚ヨット)があるので安心しました」と言われた相談会ですが、個人的にはまだまだ及ばず。ビデオ編集のミスもあったし、相談者の思いや希望が汲み取れていないところもあり、課題を残しました。「しまった!皆さんからアンケートを取っておくんだった!」と思っても後の祭り…。
ご意見、ご感想、ご質問などは是非、「秘密掲示板」にお願いします。
次回の相談会は、1ヶ月おいて、11月15日(土)午前10時半から四谷地域センターで行う予定です。
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